いやー。中間管理職になるとめんどくさい事ばかり起きますね。
あなたの周りに自己破産者はいませんか?
実は結構いるんですよ。うちの会社にも。今日は勉強になったので、彼のトラブルに付き合った話をします。

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弱者にとりまく裏の顔を持つ悪者

僕の店にこの間入社した志村君という奴がいます。彼は自己破産者です。
要はお金にだらしなく自己破産をして、今うちの会社のある部門にいます。
うちの会社は何故かそんな人でも雇用する変な会社なのです。
彼はまあだらしない人間なのですが、そういう人間はニオイがするのでしょう。
悪い奴らが寄ってきます。では何故彼にそんな人が寄ってくるのでしょう?

弱者は悪者と出会うようになっている。


志村君が何故、悪者に出会うかというと、彼は金がない。まあ、自己破産してるくらいだからだらしないのだ。
しかし、車がないとこの街では生きれないので、彼は車を探す。そこで一番手っ取り早く車を探すのはインターネットだ。
彼は自分がローンを組めないのはよく、知っている。なんせ、自己破産してるのだから。
だから、ローン組めなくても車を買える販売店を探すのだ。
彼が検索したのは、ジモティというサイトだ。そこから車を個人ローンで借りれる店に検索して探したらしい。

ジモティで絞り込みして車を購入


そこで検索してそこからメールのやり取りをして個人ローンでもOKなので買ったらしい。彼はもちろんお金がなくて困っていた為それは大助かりだ。
しかし、ここで普通の人は何故自己破産した奴にこの人はローンを組んでくれるんだ?と思うのだが、彼はそれを考えない。というより、それを考えられない人なのだ。
なぜ、志村君に売ろうと思ったのかというと、最初から志村君を騙そうと狙っているのだ。


そして、トラブルが発生!大騒ぎになる。


まず、志村君はある日僕に血相を変えて相談してきた。
その内容は今すぐ中古車屋が金を全額払えと言ってきたんですよ。というものだった。
僕は詳しく彼に話を聞いた。
一体何が起きたのだろう?
話を聞くと、契約書に不備があって給料明細を持って行かなければならなかったというものを持って行かなかったのだというのだ。

では、何故彼は給料明細を持っていかなかったのか?


その理由は、その車屋がすぐ明細書を持ってこい!と言ったのを持ってこなかったからだという事だ。

何故持ってこなかったの???



・忘れていた。
・給料明細がまだでていなかった。
・そこまで重要な事だと思わなかった。
という事だった。これを整理すると、要はそんなに重要だったものを何故連絡しなかったの?忘れてた本人が悪いの?
という事だと自分は思った。

僕と志村君で車屋に行って話をしようとなった。


それで、僕は中古車に行って話をつけようと一緒にその車屋に行った。
そこに居たのはみるからにうさん臭そうなヤミ金とか反社会勢力に近い感じの風貌の男だった。

彼は一体何者なのか?


彼は中古車を売ってる仕事もしているがそれ以外でも仕事をしているらしい。
何の仕事なのかはよくわからないが色々やってるとだけ言っていた。
しかし、見るからにうさん臭そうなこの人は何なのだろう?と思った。

志村君にとってはいい人???


彼と志村君は車を買ってから一緒にごはんを食べに行ったり家の修理をしてくれたりしたらしい。
ここで、ポイントなのは、志村君が給料明細を忘れたのは自分が全部悪い。と洗脳されてしまっていることだ。
この胡散臭い人は志村君にとっては良い人になっているのだ。
普通知らない奴と飯食いに行ったり家直すか?
とツッコミどころ満載だが、彼は親切な人に思ってしまったのだ。

とりあえず話しあいをしたが全く話にならない現状。



  あのー。なんとか分割にしてもらえなでしょうか?



はあ?ダメだよ。そっちが明細持ってこねーからこうなったんだろ?ふざけんなよ。


いやあ、そこをなんとか。もうこんな事は2度としませんので。なんとか頼みます。


ダメなもんはダメだよ。あんたが代わりに払えよ!そうしてくれよ!めんどくせ!


のような感じで永遠にこのやり取りが続いた。
この件は何故か僕が解決しなければならなくなった。


1番の解決方法



まず、この車を返す。そうすれば、トラブルは収まる。

もしくは、ローンになんとかしてもらい志村君に返させる。
の2点だ。めんどくさいがこれも中間管理職の仕事の一つなので僕はとりあえず出来る事からやろうと思った。

警察に相談する。


これが一番ぽいのでまずは電話した。すると、専用の回線につないでもらって、こちらの事情を説明した。
そしたら、もし、その人が会社に乗り込んできたり、プライベートでなんかやってきたら迷わず110番してくれ!との事だった。しかし、契約は個人とその会社によるもので、警察は対応出来ないとの事だった。
そこで、その契約について相談出来る窓口を紹介された。

契約に関して弁護士に相談してみる。

予約制の相談口らしく、一回五千円の相談料がかかるらしく、出来るだけお金をかけたくない僕は困った。
すると、10分間だけ無料の弁護士の窓口があるらしく、そこに電話をしてみた。

そこで出た返答は?

やっぱり個人契約だと難しいとの事でした。又、車を直接返して金は払わないのもおそらく契約者に書いてたら難しいという事でした。契約に書いてあったらほとんどが成立してしまうという。
契約書恐るべし!
それで消費者生活センターにも電話したところ、やはり、そのケースは難しいとの事です。
確認すると、
車を返しても金は払うし、違反したら、ローンは組めないとしっかり書いてあるではないか!
流石!の一言である。

最終的にどうなったか?


まあ、高々19万円の金なので、会社が肩代わりしました。まあ、見るからに怪しい看板見て買ってしまう志村君も大馬鹿者ですが、あれで、車売ってる人もどうかしてますね。

一体何が目的であんな自動車屋を始めたのだろう?


この自動車屋の売りは個人ローンが組めるところです。それなので、ローンが通らない人やお金がない人が来ます。
ですが、自己破産するくらいお金にだらしないの人が来る中で商売になるのでしょうか?
取り立てなども面倒くさいと思います。

しかし、この自動車屋はかなり売れているそうです。
やはり、ローンが組めないという人にとっては、需要があるのでしょう。
おそらく、でもこの仕事はなんだかんだ理由をつけて、ローンにしといて、契約不履行だ、書類不備だと言って一括を請求する。あまり、いいところでは間違いなくありません。
もしくは、仮に契約書に不備がなくローンが通ったとしても、なんやかんや色んな事を言って来そうな雰囲気が満載です。


結論として皆様にお伝えしたい事。


うまい話は裏が確実にあるし、色んな人に迷惑をかけるので、ネットで自分だけが選ぶのではなく、評判などを聞いて購入しましょう。
今回会社も含めかなり面倒くさい事になりました。
世の中はお金のない人はズルズル悲惨な方向に進みます。
気をつけましょう。