あなたはこの鳥放題という店を知ってるだろうか?

看板がインパクトあるのでわかる方も多いはず。街にあるととにかく目立つ。
今回はこの店の変わったシステムを紹介したい。


昔の焼き鳥のイメージ

焼き鳥は僕が子供の頃頑固なオヤジが炭火で丁寧に焼いた物を出すというイメージがあった。またはよくスーパーなどで屋台のおじさんが買い物帰りの主婦なんかに売っている現場を見る。
また、料理マンガなどでも焼き鳥は熟年の技術が必要だ!と素人ができないような料理のイメージがあった。

ここ最近の焼き鳥のイメージ。


焼き鳥は別に専門店でなくても出るようになった。五本セットや10本セットなどと飲み屋の一杯おつまみにもなるようになった。
もちろん下町や伝統何十年でやっている焼き鳥屋も多いがそういう焼き鳥一本というゴツい大将がやってるイメージのところばかりではなくなった。

激安焼き鳥チェーン店が増加。


焼き鳥とは飲み屋に都合が良いのだろう。様々な種類の焼き鳥を用意してしかも激安な焼き鳥屋が増えた。
味もまあまあ、美味しく例えばつくねなどをわさび、梅など様々な味付けで食べて種類を多くする店が増えた。
焼き方もゴツい大将ではなく若い茶髪の学生ができるシステムになっている。
オシャレな焼き鳥屋というメニューも増えた気がする。


少食の僕にとって焼き鳥は安いから魅力。


皆焼き鳥は例えば、皮、つくね、砂肝と注文していく。それにビールをつけたりしても僕の場合は安く済む。何故なら彼女と行っても僕らはあまり食べないしお酒も少しでいいのだ。そうすると下手すると一人1000円以内に収まる。すごく効率的だ。
まあ、店の人から見たらお金を落とさない嫌な客だと思われるだろう。


そこで鳥放題の変わったシステムを紹介。

僕はそんなこんなで鳥放題が近所にできたので行ってみた。そこで衝撃的な出来事が起きた。
わかりやすく言えば焼き鳥の食べ放題のような店なのだ。店内は群馬なのかわりと広く店員も若者だらけだった。おそらくほとんどがバイトだろう。


システムを説明すると。


時間制限があり2時間で
限定1480円、スタンダード1980円、プレミア2480円である。アルコール飲み放題は1980円という仕組みだ。

例えば3人で行って別々の限定、スタンダード、プレミアのように別々に頼むのはダメなのだ。例えば一人がプレミアなら全員がおなじにしなければいけないのだ。
しかもカードを二種類もってきてその中の3品を選んでまたカードに書くというシステムで一気には頼めないのだ。この一気に頼めないのがコツなんだと思う。例えば焼き鳥のネギまが好きな人ならば一回で3本しか頼めないのだ。そうするとその時間つい違うものを頼んでしまう。それでお腹いっぱいになる。

とりあえず彼女とスタンダード1980円を頼む。



これだけで2人で4000円近くいくことになるし、まず、僕らは元をとれるくらい絶対に食べられない。これは確実に入る店を間違えた。もっというのなら僕は量を食べたいのではなく美味しい物を食べたいと思うタイプだ。

飲み放題でスタンダードだと金額がかなりいく。

アルコール飲み放題でスタンダードつけると1人4000円である。これはかなりの量だ。それなのでこの店は若者向きなのだ。店内も若者が多い。しかも、ポテトやサラダなどかなりの量が出てくる為これだけでお腹いっぱいになってしまう。




会社の奴と食べに行くと大食いの人がいる。そいつらと行くと僕はほとんど食べなくてもかなりの値段がいってしまう。焼肉など行くと信じられないくらいの値段になる。そのときここのシステムなら安くあがる気がする。


食べ放題の利点と欠点。



僕と食べ放題はあまり縁がないシステムだと思う。僕は美味しいものを少し食べれたら良いのではっきりいって鳥放題のような店に行くのは厳しい。
おそらく考えだした人は若者目線の店で考えたに違いない。とにかく量を食べたい若者にとっては良いと感じる。
また、このカード制度などはお年寄りなんか難しいと思う。気軽に入るのがかなり難しい。しかし、大食いの若者なんかにおごったりするときに確かに物凄く食べる為会計の時ビビる事がある。その時自分はあんまり食べてないのにと感じる事が多々ある。それで食べ放題システムにすれば不公平感はなくなるので良いのかもしれない。食べ盛りの若者なんかはワリカンで損する気持ちを感じさせないシステムであろう。





肝心の味は?


今流行りの味というのかチェーン店の焼き鳥の味である。とにかく量を食べるなら良い店だ。それなので鳥放題なのだろう(笑)
だが、僕は焼き鳥ってのはたくさん食べる感覚ではないのだ。それなのであまり大量に注文する事はしない。まあ、味もそこそこなのでたくさん食べたい人ならば良い。

結論とすると鳥放題という店のシステムは初めての僕にはややこしかった。



飲み放題のスタンダードで4000円するとなるとそのくらい食べるのはキツイ。しかもほぼ鳥オンリーのメニューなので飽きる。確かに食べ放題システムはなかなか面白いが僕のような少食だと食べててたくさん食べなければ損してしまうと考えてしまう。それなのでこの店は大食いの方が向いてると思う。あと時間制限もあるのでゆっくり食べたい人は向いてない。まあ、食べ放題は少食の僕には縁がないと改めて感じた。