僕は結構堀江貴文さんの本を買って読むのですが今回の多動力もかなり僕の心に突き刺さる事が多かった。僕はそんなかでなるほどなと思った事と僕の実体験を合わせて書いてみた。
多動力 (NewsPicks Book)
堀江 貴文
幻冬舎
2017-05-27







寿司屋の修行は意味ない。これは、上下関係を守る為の体質だ。


多動力で寿司職人が長年の仕事は意味がないとあったがその通りだと思う。美味しんぼという漫画で人気のキャラクター海原雄山も言っていたが「料理人に年月は関係ない。料理人は生まれつきの才能だ。」と言っている。要は長くやれば良いのではないのである。
多分職人は長年の経験が重要だとあるが考えてもらいたい。今はインターネットがあるのだ。秘伝の秘技などすぐにわかってしまう。又はその技術や手法を習いたければお金を出せば習うところがたくさんある。

要は3ヶ月で一人前になると困るのだ。



僕は料理人を少しかじった事があるが下っ端の頃はとにかく先輩のやってる事が非常に難しく覚えた。別に料理の世界でなくても何の世界でもそうだ。新人の自分から見ればほとんどが難しそうなことばかりだ。これは何故かというと先輩のやってる仕事を自分に教えないからだ。
僕の仕事の経験上言葉では説明出来ない能力例えばこの多動力でも書かれてるように1万人に1人しかできない仕事だったら別だがほとんどの仕事は教えたらほとんどできるような仕組みになっているのだ。じゃあ何故これをバンバン教えないで出し惜しみするか?というとバンバン出す事によって何年も修行してる奴と入って3ヶ月目の差がなくなるからだ。そうなると長い年月をかけた人は意味がないとなってしまう。


残念だが長年修行したり仕事してもスキルは頭打ちになる現実。


僕は色んな仕事を体験したがある程度出来るようになるとその人の人格や、人柄で出世が決まる。それなので例えば誰かがその会社の仕組みを全て教えて全部の仕事を完璧に把握するのは簡単なのだ。おそらく大抵の仕事は普通の能力なら誰でもできるのではないだろうか?それなので仕事を全部覚えさせてしまうと何十年も働いている人のメンツが丸つぶれになるのでこのステップアップを取り入れている会社が多い。

しかし、才能や何年の努力で開花する分野があることを忘れてはいけない。



もちろん才能や誰にも真似できない仕事もある。例えば錦織圭やメッシのようなスポーツ選手は年功序列や、どんなにいいコーチが全て教えてもなかなかなれるものではない。これは才能がかなり大きく左右するのだ。しかし、秘伝のタレや、会社の重要書類の書き方などは教えてもらえば誰にでもできるのだ。





電話をかける奴は仕事を邪魔すると言うことについて




多動力で強く堀江貴文さんが電話を否定している。「電話は時間のレイプ」などと言われるように電話に対して非常に否定的だ。僕もこれは、わかる。忙しい時間に電話がきたりすると仕事の集中力が落ちるのだ。しかし、現実的にほとんどの人は電話がかかってくるのが避けられない状況にあるのだ。
自分より目上の人からかかってきたりすると、出ないと物凄く面倒くさい事になる。

いつだって日本は権力のある者に有利。


電話の件もそうだが会社勤めしてる者はほとんどが電話が嫌でも出なければいけない状況になってしまう。フリーランスの方はそうではないかもしれないが僕のような会社員は無理だ。確かに電話がなくなればいいなとは思う。だがそこに偉い、偉くないという会社の階級が存在する以上無理なのだ。これが現実だと思う。





質問力を持てという事に関して。


堀江貴文さんはこれまた会議などできるだけ時間の無駄を省こうと考えてる。質問も無駄な質問が多いと述べている。ここで僕の考えを言いたい。


そもそも本当に聞きたい質問を言う奴なんていない気がする。


僕も会社で様々な会議に参加する。物凄い偉い人がきてお話しをするときもかなりあるがかなり意味のない質問が飛んでイライラする事が多い。
多分僕が考えるに本当に聞きたいことではなくこんな事知ってる俺ってすげーだろ?
みたいなのをアピってる人がかなり多い。それか、質問する事によって僕はこんな事まで考えてるんだとアピるような事が多い。僕が思うに何もみんなの前で質問するのではなく終わってから聞きにいけばいいと思う。
そうすれば大勢の前で緊張せずに自分が本当に聞きたいことを聞けるはずだ。

みんなの前で質問すると良い質問が出せないと思う。



皆の前で質問するのは僕的には間違っていると思う。何故ならほとんどの人間は自意識過剰なところがあり、他の人からどう思われているかを考えて俺はすごいだろ!とかつまらない質問になるのだ。
なので僕は絶対に質問は1対1でやるべきだと考える。



嫌いな奴とは一緒にいてはいけないという事。



嫌いな奴は必ず現れる。また彼らが現れるせいで人生がややこしくなる。そんな奴とはなるべくいたくない。気持ちはわかるが会社などで嫌な奴は必ずでてくる。これは、何故かわからないが必ずだ。これは、僕の方法だがフリーランスの方は会わなければいいが会社だとそいつに会う為にまたややこしい事になる。僕はそれをこの際本人にぶつければ良いと思う。もう正直にお前とは合わないからなるべく一緒にいないようにしよう。
とするべきだ。そうすれば向こうは攻撃してくるかもしれないがそうなったらこっちも戦うしかないが僕の場合は距離を取れていいと思っている。


最後に多動力で心を突き動かされた事。



堀江貴文さんは一見非常に難しそうに感じるが正しい事が多い。多分僕が話しかけてもシカトされるだろう(笑)そういう人なのだ。だが、それは、誰よりも純粋に仕事に向き合う事と本当に人間が生きるには何がベストか選択しての言葉なのだ。それなので、自分でやってて面白くなかったり、疲れる事よりも自分が夢中になれるものそれも一つではなくたくさん見つけるとよりたくさんの楽しさが人生に増えると。僕はこんな感じのところが非常に共鳴した。これは、考えてみれば当たり前なのだ。誰でも苦手なものや楽しくない事をやると嫌な気分になる。続けて楽しくなってくるケースもあるのだが、楽しくなければやらない方が人生の無駄にはならない。僕も1日は24時間で自分にできることはなんなのかもう一度向き合わせてくれる一冊だった。
多動力 (NewsPicks Book)
堀江 貴文
幻冬舎
2017-05-27




ちなみに僕は電子書籍で読んでます。kindleかなり便利です。