この間任侠映画を見てて思ったのですが結構あの世界のシステムって素晴らしいと思う事がありました。何故なら親の言う事は絶対服従で完全なる縦社会なのです。また、盃というものでその人と擬似兄弟になったり、親子になったりします。確かにシステム自体を見たらあまりに締め付け感が強いですがこれは、役立つ事もあります。

社長がなめられたり誤解されたりする理由。



ほとんどの会社ではそうだと思いますが中には違うところもあるのでしょうが、社員は社長の悪口を言います。
例えば僕は様々な会社に行ったり色んな社員と話をする事がありますが、例えばこんな例があります。

社長が朝早く来て店の掃除を1時間かけてやっている。


これにも、会社により様々な事が言われます。
例えばAの会社の社員は社長のその姿を見て朝から暇だなー。そんな暇あるならこっちの仕事手伝えよ。

Bの会社はヤバイ!社長が朝から掃除してる!俺たちでやらなきゃいけないのを。明日から早くきて掃除しようぜ!


とこんな風に差が出ます。因みにほとんどの社長に聞くとこれは、社員に余計な仕事をしないで今ある仕事に専念してもらいたいからという事らしいです。


社員は恐ろしく会社の事を知らない。


これは、会社にもよりますがほとんどの社員は会社の事をわかっていません。例えば社長はいつも遊びまわってて自分の事しか考えてないとか本気で思ってます。まあ、自分の事しか考えてない社長も多いですが会社全体を見てるので、時には社長の仕事は遊んでるように見える時もあります。
そんな状態が続くと社員のやる気はどんどんなくなってきます。
とにかく社員のほとんどが会社の本当の実情など誰一人理解してないのでいくら言っても無駄です。
例えば保険一つとっても、会社はあなたに対して事故や、病気など社会保険をかけたりしてあなたが働けなくなってもある程度守ってくれるようにしている事をほとんどの社員は忘れがちです。
因みに、無駄な保険などないでしょうか?会社に文句を言う暇があったらあなたの保険を一度見直してみてください。
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あなたのかけてる保険が結構無駄だったりが多いのです。または、スマホのアプリの無駄な課金なども注意してください。
まあ説教する訳ではないのですがまずあなた自身を見直して見てください。意外な見落としがあるかもしれません。


社長はどんなに優秀でも失敗する理由。



僕のよく行く取引先の会社の社長は全く優秀ではありません。中卒だし、派手な格好で毎日遊びまわっています。どう考えても絶対に仕事を毎日しているようには見えません。しかし、そこの会社の成績は抜群にいいです。
理由はそこのナンバー2の人がしっかりしているのと、給料が高い事です。それなので社員はそのナンバー2にしっかり管理されて、やる気のない人間は淘汰され強い人間だけ残り給料も多いので離職率も低いのです。
僕は給料が低くて文句を言ってる人は転職を強くオススメします。
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例えばここはあなたに合った仕事を紹介してくれるのでオススメです。例えば面接で落ちてもどこが悪かったのか?一緒に相談してあなたに向いた仕事を見つけてくれます。かなりオススメです。


話は戻り、もう一人カリスマ社長がいます。というよりいたというのが正確な言い方です。彼は営業の成績が全国1位で何度も表彰されていました。しかし、彼は病気で引退されました。皆色んな噂がありましたが社員が全く仕事をしないでとても苦労してやめたそうです。彼は現場では物凄く優秀な社員だったそうですが社長としての能力に欠けていて社員は一癖も二癖もある奴らばかりで結局仕事もロクにせず全ての負担がその社長にまわってパニックになってしまったのです。
現場で凄くても人を使えないのではこうなります。



任侠団体の便利な仕組み。



僕はVシネなどでしかその世界を見た事がないのでその世界の事はよくわかりませんが盃により、擬似的な親子、兄弟の関係を作っていく。又自分の親の命令は絶対であると物凄い掟ですがこれをやると、サボる社員や社長を悪く言う人は確実に減ります。
まあ、極道の世界なので入ってくる人もそれなりの人が入ってくるのでこのくらい厳しい掟を作らないとダメなのでしょう。
しかし、ダメになる会社を見てますとやはり親分である社長がナメられ、下の者の労働生産性が悪くなってダメになるという事がたびたび見受けられます。
例えば今日本で戦争が起きても誰も行かないでしょうが太平洋戦争の時は皆が行きました。これは、天皇陛下を頂点とした完全なる縦社会的要素を作りだしたからです。この方式にすると例え戦争に行きたくなくとも行かざるを得なくなります。それなので、やはり企業というものはある程度組織をきつくしなければならないのです。緩いと確実に衰退します。

組織形態とは非常に重要な事。



よく、役職や出世なんてくだらないと言いますがその会社の発展の為には非常に必要なのです。
僕が考えるに極論として社長はどんなに馬鹿でも怖いとさえ社員に思われてれば上手くいきます。
それなので、例えば社長の事をナメてても大丈夫な会社はそこの仕事を適当にやるので一気にダメになってきます。
労働生産性を高めるという意味あいでいうと社長がナメられると部下は仕事しなくなります。そして、古臭いかもしれませんが日本ではやはり役職を作らねば上手くいきません。


人をまとめる束ねるという事は?



もし、あなたが管理職で部下が言う事を聞かなかったりあなたの仕事量が妙に多かったら残念ですがあなたに魅力がなくやり方が間違っています。
僕は本当に優秀な管理職とは、ほぼ何もしなくても部下が勝手に動く状態なのです。それは、あなたに魅力があり、任侠的に

この人の為ならなんでもするぜ!

という状態なら可能です。あなたが例えば寝る暇がないくらい忙しかったり、従業員が反抗しまくる状態でしたらあなたは管理職には向いてないのです。僕は色んな会社の主任や店長を見てきましたが総じて活躍されてる方は魅力的な方が多いです。
任侠の男が男に惚れる状態を作りだしています。

多くの人間をまとめるということ。


もし、あなたの会社が上手く行かなかったりサボってる者が住みやすかったりすればそれは組織形態が間違ってるのです。社員がモチベーションに溢れ常にやる気を出す状態にもってくには給料面も大事ですが、社長やその下の役職者の人間的魅力の要素が大きいです。大会社の社長はほとんど下が何やってるのかその状態をわかっていません。しかし、その社長を頂点とした組織が上手くいってる為にそれで成功してるのです。
それなので例えば任侠の世界が未だにこれほどの大きさを誇っているのは組織形態の作り方が良いからとしか言いようがありません。
働き方改革とか色々やってますがやはり企業での働き方というのは古臭いやり方があっているのでしょう。