5/4日錦織選手残念でしたね。

ツォンガやペールのような力も強くて強打を打ってくる選手とナダル何が違うのか?

あれほどストロークが凄い錦織選手が何故負けたのか今回考えてみました。

言わずともナダルのスピンが凄すぎる。


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解説が言ってましたがナダルは試合前強打の練習をしていてラリーが続かなかったと言ってます。

ということはナダルは物凄く全力で打ってるんですよね。

でも、他のツォンガやペールだって力あるし、半端な球を打ちませんよね。

でも、言わずとしれたナダルのスピン量は半端じゃあないんです。

例えばフラットで強打しても、確かに物凄い威力の球が飛んできますが弾まないのでなんとか処理することが出来ます。

ですが、ナダルの球は物凄いスピンがかかってるので落ちてから異様に跳ねるのでボールが伸びる前に処理しないと打てなくなっちゃうんです。

あとコントロール抜群の錦織選手がナダルの球を打ち返した瞬間上に上がったりアウトになったりミスする場面がたくさんありました。

あれは、ラケットの面で捉える時にボールが変化するのでおかしなところに当たるんですよね。

それが原因です。

わかりやすく言うと扇風機の羽が止まってるとこを触ってもなんともないですよね。

ところが弱で回してるところを手で触れると痛いんですけどまあ、なんとか止められますよね。

でも、最大まで回してるのを手で止めるとケガしますよ。間違いなく。

ちょっとわかりづらいんですけど、ナダルは扇風機を最大に回してる状態の球を打ってくるんです。

そこが非常に脅威なんです。


錦織選手のメンタルは弱いの??


よく、錦織選手はメンタルが弱いと言われますがそんな事は全くないと思います。

あの諦めない力は日本人特有の最大の長所を生かした素晴らしいものです。

ですが、何故ナダルには通用しなかったのでしょうか?

錦織選手の特徴というか、5セットマッチで強いのは集中力だと思います。

彼は深いボールを打つ事を困難な時に意識していますよね。

深いボールとはベースラインギリギリに落ちるボールの事です。

そうすると、相手は後ろにいないとボールを処理できないのでベースラインより後方にいなきゃいけなくなり攻撃的なテニスを封じる事が出来ます。

それと、錦織選手は前に出てスピードを生かして打ってくるので、相手にプレッシャーをかける事が出来ます。

これは、メンタルが強くないとできません。

相手にプレッシャーかけるのはメンタルが弱いと出来ないのです。

ナダルに何故クレーでプレッシャーをかけられないのか?


ナダルが錦織選手を恐れていたのは錦織選手のバックハンドだと思います。

バラエティでもやってましたが、錦織選手のバックハンドのコントロールは抜群でボードを時間内に倒すという企画でも見事に順番に倒していきました。

そんな錦織選手のバックハンドがくればナダルの守備範囲以外にきます。

実際ナダルが対応出来ていませんでした。

そんな錦織選手がナダルに何故プレッシャーをかけられないのか?というと僕が思うにあらゆる場所から強烈なスピンがかかったボールを角度をつけて打つからだと思います。

例えば甘いボールを角度をつけて普通の選手が打ったとしましょう。

でも、そこまで走ればなんとか取る事が出来ます。

物凄くわかりやすくいうと、普通のボールを今立ってる人と逆の方向に投げたとして走ればキャッチできますよね。

でも、それをスーパーボールを思いっきり叩きつけて逆に打ったらどうなるでしょう?

走って取る頃には物凄く弾んで取るのがとても困難ですよね。

要はナダルの球は普通のボールよりも早くその場に向かわないと処理しづらいんですよね。

まあ、ナダルは運動神経がいいし、なんでもできますがスーパーボールを使ってテニスしてるみたいなものなんですよね。


クレーはボールが跳ねるのでナダル選手が得意だと言われる所以はそこなんですよね。

錦織選手がナダルに勝つには?


錦織選手と言わず他のトップ選手がナダルに勝つにはあのトップスピンがかかったボールを上手く処理できるようになる事だと思います。

まあ、どこのコートでもナダル選手は凄いですが、クレーでやる場合は彼のボールを処理できる方法を見つけることですね。

まあ、誰もそんな事出来ないんで難しいんですが。

錦織選手がナダルに勝つ為には彼より先にどんどん仕掛ける事だと思います。

そんな事俺が言うこと自体失礼ですが・・・すみません。

まあ、2019年の全仏もおそらくナダル選手が優勝すると思います。

ジョコビッチでも難しいと思います。

まあ、どんどん仕掛けてナダルのペースを崩したらひょっとしたら?ってとこはあります。