僕は最近様々な若い経営者の方とお会いする事が多いのですが、例えば親から引き継いだ不動産ですとか、自力で立ち上げた企業など様々な分野があります。
ですが、老舗の業界でほとんどそうなんですが、だいたい活躍されてる方は高齢の社長が多い気がします。
よく、三代目はボンボンだからすぐ潰れるなどと昔から言われてますが当たっています。
そういった人達の特徴を見るとあちこち色んな分野に手を出すんですよね・・・
例えば不動産やってたらいきなりFX始めたり飲食店を始めたりする方いますよね?
若い方に多いですが野心を持って色んなジャンルに飛び込むのはいいと思います。
やりたい事は全部やれ!など最近言われてますしね。
ところがそうやってあらゆる分野にあちこち手を出して失敗する方が多いので何故そうなるか考えてみました。
メインとなる分野の仕事を疎かにしてはいけない。
例えばあなたがコンビニのオーナーだったとします。
努力しなければならない事は山ほどあります。
お客にきてもらうにはどうしたらいいか?店内は綺麗になってるか?などたくさんのポイントがあります。
でも、例えばいきなりコンビニをやっていてラーメン屋を開くとなったらどうなるでしょう?
そしたらコンビニにかける時間は当然取られてしまいます。
それなので、例えばあなたが経営者だとしてその主体となり一番の基本的収入源となる経営を疎かにすると失敗します。
でも、世界の有名な起業家は様々な事に手をだしてませんか?
今孫正義さんなど世界的に有名な方はあらゆる分野に手を出して成功しています。
こういうのを見るとあちこち手を出した方が成功するのではないか?と思ってしまいます。
ですが、これは大きな落とし穴です。
まず、ソフトバンクは物凄い優秀なスタッフと企業努力が現在も存在し行われています。
例えば孫正義がソフトバンクを疎かにしてヤフーに力を入れようとはしていません。
まあ、そのレベルだと凄すぎてどうなのかはわかりませんが確実に優秀なスタッフと技術者に支えられてるのは確かです。
つまりはカリスマ性がないと厳しいんですよね。
何よりもあれこれ手を出すと疲れてしまう
例えばコンビニのオーナーやってラーメン屋をすれば相当個人的に忙しくなります。
また、嫌になったと言ってもそれ相当のお金を投資して建てたのですから後戻りするのは難しいでしょう。
それなんで、新しい企画、新しい仕事はいきなり辞めても差し支えないものがいいです。
さらにそんなに一気に色んな事をやると何が大事かわからなくなり本人が疲労してしまいます。
それなんでまずは一つの事をしっかりやるのがオススメです。
ついついやってしまう幅広く手を出すの失敗。
例えばあなたがラーメン屋を始めたしてそこそこうまく言ったとしましょう。
そういう人が次に始めそうなのは新しいメニューの開発です。
餃子、チャーハンそういうところに手を出します。
そうなると当然ラーメンにかける時間は少なくなりますよね。
つまり何を言いたいのか?というと一つ成功してるものに何かをくっつけて商売をしようとするのですが、実際これで大成功してる例をあまりみません。
それよかは何か一つに絞ってシンプルに商売してる方が成功しています。
結局何が大事かわからなくなると会社は失敗する。
あなたの会社は何を一番大事にしていますか?
そういう事が明確にわからないとお客の方も離れていくと思います。
若い方で非常に最近見かけて多いのが何をしたいのかわからなく次々色んな事を手がける例です。
ですが、僕はこれで成功してる人を現在見た事がありません。
また、そういう人に限って今メインでやってる仕事を甘く見てたりする傾向がありますね。
まずは、原点に帰って一番自分の会社で強みにしてるところを見るべきです。
コメント